超私的、上半期ベスコスでつくるベージュトーンの顔
ベージュを駆使してベーシックを新しく
ノーブルで、洒落てて、華もある。昔から大好きなベージュのアイテムが、特に豊作だった上半期。質感のバリエーションも豊富でその日の気分に合わせて「今日はどんな風に楽しもう?」と考えるのも楽しくて。
ベーシックな色だからこそ、古く見せないためのアイテム選びが大切。この上半期、その点において心惹かれたのがSUQQUの新しいアイパレットの03でした。高い粉体技術なればこその澄んだ光と洒落た発色が、コンサバになりすぎない絶妙なバランスで。シャネルの新作リップも、今期大活躍! 顔色を暗く見せないベージュピンクは、血色不足になりがちなベージュメイクの頼もしい味方です。
肌は美しく透けさせることにこだわりました。隙なく整えるよりも、肩の力を抜いて自分の肌そのものを楽しみたい。そんな気分に寄り添ってくれたのが、コスデコの下地やクレポのファンデ、そしてディオールのパウダー。肌の清潔感を損なうネガティブポイントをカバーしつつ、隠しすぎない。トーンアップの力もツヤも自然で、その絶妙な透け感がベージュの魅力が際立たせてくれました。
【Base】
生命力ある血色が生まれるピンク下地
「薄~く塗るだけで発光しているようなツヤを肌に宿せます。ほのかな血色感はベージュメイクとベストバランス」
【Foundation】
肌ノイズを消してナチュラルなツヤを
「厚塗りせずともみずみずしいツヤの光でアラが飛ばせます。透明感もあふれる肌に」
【Face Powder】
柔らかい肌になれるラベンダーカラー
「きめ細かく、しっとりとしたパウダーが肌を柔らかく見せてくれます」
【Eye Shadow】
端正な中にエッジが利いてる極上ベージュ
「今の気分を体現するベージュ。右上と左上のカラーが特に好き。今回のメイクでもアイホールと下まぶたのキワに右上を、上まぶた中央に左上をオン」
【Mascara】
しなやかに長くまつげが際立つ
「自然に長さを出せる名品。印象を薄めることなく柔らかさが出せます」
【Lip】
洗練ムードを塗るだけで表現できます
「ほかの色も好きですが、うっとりするほど美しいこのベージュピンクが特にお気に入り。なめらかな質感で、ツヤのバランスも秀逸」
撮影/来家祐介(aosora) ヘア/shuco(3rd) スタイリング/白幡啓(LOVABLE) 取材・文/中川知春
Edited by 大森 葉子
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