今回のゲストはMEGBABYさん。圧倒的な美貌と色気、自信に満ちた雰囲気は“愛され力”の極み。近ごろは社会の中で輝きを放つシングルマザーとしても注目を集める存在です。自分らしく恋愛を楽しみ、しなやかに生きる秘訣とは? 対談の後編は、結婚のカタチやパートナーの不倫について相談されることが多い2人が本音を交わしてくれました。
【Profile】
MEGBABY
1982年生まれ。mgb skin ファウンダー&クリエイティブディレクター。モデルの仕事等を通じて多くの化粧品や美容ツールを試す中で、韓国のスキンケアに出会い感銘を受ける。次第に理想的な機能性やテクスチャー、デザインのものを求め、自らのブランド『MEGOOD BEAUTY』『mgb skin』を設立。自ら韓国に赴き、自身の肌で確認しながら開発するかたわら、フォロワーたちとの密なコミュニケーションを通してブランドを成長させてきたD2Cビジネスのパイオニア。一児の母でもある。
Who’s 神崎メリ様?
発売約1ヵ月で5万部を突破した著書『魔法のメス力』や『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール』の発売前重版が決定するなど、今話題沸騰中の恋愛コラムニスト。自身の経験をもとに男女共に幸せになれる恋愛論やメス力を提唱しており、恋愛や婚活、結婚に悩む女性たちから厚く支持されている。
【Instagram】@meri_tn
事実婚は私が自分の意思で選んだもの
神崎メリ(以下:神崎)
最近、フォロワーさんから事実婚に関する相談を受けることが増えています。「恋人から結婚ではなく事実婚にしたいと言われていますが、どう思いますか?」と。話を聞いてみると、女性が結婚を迫っているパターンが多くて、恋人が逃げ道のように事実婚を提案しているんですよね。
MEGBABY
事実婚にはそういうイメージがありますよね。男性は責任を持ちたくなくて、それを女性側が渋々受け入れる……みたいな。私のように自分の意思で事実婚を選んだ女性もいるので、あまり極端なイメージを持ってほしくないですね。オススメしたいわけじゃないですが(笑)。
神崎
MEGBABYさんは事実婚を経験されていますが、ご自身の性格に合っていたと思いますか?
MEGBABY
そうですね。もともと私は結婚願望が強いわけではなかったですし、ある程度の自由を確保していたほうがお互いに幸せになれるタイプだったので、事実婚が合っていたと思います。でも絶対に結婚したくなかったわけではなくて、2人に向いているカタチを選んだだけなんですよ。
神崎
結婚にしろ、事実婚にしろ、大事なことは本人同士が納得して選ぶことですよね。強引にプロポーズを引き出しても、男性側が納得していなかったら夫婦関係が長続きしないはずですし。男性に事実婚を提案されて、腑に落ちない気持ちが残ったままそれを受け入れても、きっと上手くいかないし。
MEGBABY
実際のところ、不倫をしても裁かれないための免罪符として事実婚を持ち出す男性もいると思うので、そんな不誠実な匂いを少しでも感じるのであれば、やめたほうがいいのではないかと思ってしまいます。
神崎
離婚も特別じゃない時代ですし、たとえプロポーズされて法律で結ばれたとしても安心や安泰が約束されるわけじゃないですよね。
だからこそ、精神的にも経済的にも自立した女性になることが大切なのかなと。
MEGBABY
そうですよ。一人でも生きていける力がないと、なかなかパートナーと対等な関係性が築けないですからね。
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ママになって、恋愛のスタンスは変わった?