今回のゲストは藤本美貴さん。2009年に庄司智春さんと結婚して以来、日本を代表する“愛され妻”として注目を集める存在。仕事に励み、3児のママとして家事や育児に奮闘しているなかで、どうしたら旦那さんとラブラブな関係を保てるのでしょうか? 対談の前半は夫婦円満の秘訣に迫ります!
【Profile】
藤本美貴
1985年2月26日生まれ。北海道出身。2002年1stシングル『会えない長い日曜日』でソロデビューし、NHK紅白歌合戦にも出場。2009年庄司智春さんと結婚。2012年に第一子となる長男、2015年に長女、2020年に次女を出産し、現在3児のママタレントとしても活躍。第9回ベストマザー賞2016 「芸能部門」受賞、パートナーオブザイヤー2018 受賞。自身のことについて赤裸々に語るYouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ』も好評。
Who’s 神崎メリ様?
発売約1ヵ月で5万部を突破した著書『魔法のメス力』や『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール』の発売前重版が決定するなど、今話題沸騰中の恋愛コラムニスト。自身の経験をもとに男女共に幸せになれる恋愛論やメス力を提唱しており、恋愛や婚活、結婚に悩む女性たちから厚く支持されている。
【Instagram】@meri_tn
夫婦間にはプライドなんかいらない! 我が家は、
カジュアルな「愛してるよ〜」が飛び交っている!
神崎メリ(以下:神崎)
私は著書やブログの読者さんから夫婦関係の相談が届くことが多いんですよ。「旦那が憎い! 顔も見たくないです!」みたいな(笑)。だから今日は、ぜひ藤本さんに夫婦円満の秘訣を聞きたいと思っていました。
藤本美貴(以下:藤本)
シンプルな回答になっちゃいますが、「夫婦間で会話をすること」に尽きると思います。旦那さんに不満を抱えている人って、ママ友の前ではめちゃくちゃグチるのに、意外と本人に伝えていなかったりするじゃないですか。
神崎
そうですよね。「自分から話しかけたら負け(言わなくても私の気持ちに気づけよ)」というスタンスで、意地を張っている人が多い印象です。その結果、旦那さんとのすれ違いがどんどん大きくなってしまうんですよね。
藤本
「今さら言っても……」とか言いがちですよね(笑)。そうやって素直に自分から歩み寄れない自分を正当化するのはもったいないと思います。私としては、例えば旦那さんの愛情表現が足りないと思うなら、まずは自分から愛情表現をすることが大事なのかなと。日頃から自分が「好きだよ!」と言っていれば、相手も同じくらいの愛情を返してくれるようになるはずだから。
神崎
裏を返せば、「結婚したらなら優しくされるのが当たり前だ」という意識は持たないほうがいいということですよね。でも、本当に歩み寄ることが苦手な人が多いんですよ。「たまには一緒にテレビ見ようよ」が言えないんです。
藤本
どうして? そんなプライドいらないよ!
神崎
藤本さんは日頃から積極的に愛情表現をするんですか?
藤本
結構しますよ。「愛してるよ〜」みたいな、カジュアルな感じで。ロマンチックに伝えようとすると難しくなってしまいますが、我が家の場合は肩肘張らない気軽な「愛してるよ〜」が飛び交っています。
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「夫婦間の愛情表現を大袈裟に捉えない」その理由とは?