美容エディター
入江信子さん
寝ている間にキレイになれる。まさに真打ち登場!な“睡眠美容”ケア3選
今や誰もが知っている「睡眠美容」という言葉。でも、今秋の睡眠美容ケアは一歩も二歩も進んだ発想がすごい。
まずはコスメデコルテのクリーム。夜の肌の大事なお仕事に、バリア機能の修復がある。修復のための遺伝子は、体内リズムを刻む時計遺伝子にコントロールされているのだけれど、睡眠不足などで時計遺伝子の働きが乱れると、バリア修復力は落ちてしまう。そこで、このクリームは、時計遺伝子を調節し、バリア修復力を高める成分を配合。また、リッチなオイル成分でシールドしながら、極小カプセル「ナイト多重層バイオリポソーム」が美容成分を届け、バリアを集中補修。だからたとえ睡眠不足でも、潤ってなめらかな肌をお約束。
一方、睡眠中の肌の代謝リズムに注目したのは資生堂 リバイタル。ご存知のように、年齢が上がるにつれて肌のターンオーバーは遅くなり、剝がれるはずの角層が剝がれにくくなる。資生堂は角層剝離を起こす酵素メソトリプシンのブレーキになるタンパク質、YUKOPINを発見。YUKOPINが増えると角層が厚くなることをつきとめた。こちらのセラムはYUKOPINを抑え、メソトリプシンを活性化させ、不要な角層をオフ。と同時に、表皮幹細胞やコラーゲンに働きかけ、肌の再生を図る。朝の肌のふっくら感、ツルンと感は感涙モノだ。
インナーケアではエストが見逃せない。誰もが感じている、「ぐっすり眠った日は肌の調子がいい」を検証。睡眠の質を左右する自律神経に着目し、サプリ開発に乗り出した。サプリには、リラックスに導く副交感神経を活性化するクロロゲン酸類と、活動に関わる交感神経を抑えるGABAをイン。すっと眠りに入れて、深く眠れて、すっきり起きられるようにする、つまり睡眠の質を高め、肌の潤い、明るさ、ハリなどを上向かせる。
いずれも劣らぬ新アプローチは期待度大。肌に悪いとわかっていても、夜ふかししてしまうという人はトライあるのみ!
撮影/藤本康介
Edited by 並原 綾
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